「ディフューザー」って何?
ディフューザーとは、なんて、硬い書き出しですが、光源をディフューザーを通すことで光をやわらかく広げてくれます。なので、ストロボでも太陽光であっても直接光源が被写体にあたると影が強く出たり、反射したりするのを和らげてくれる、要するに影と反射を抑えてくれる効果があります。
デジカメとかでフラッシュを使って撮影した画像を見ると分かりやすいですよね、ギラギラ顔が反射したりしている経験はあると思います。それは反射で光っているわけですから、デジカメだと調光センサーの関係でちゃんととれないこともありますが、レンズとセンサーに被らないようにすればフラッシュの被写体との間にこのディフューザーを挟むとやわらかくすることも可能ですよね。
ディフューザー効果を出せるものには色々なものが存在します。
ディフューザーの材質はこれ!
っということではなく先ほど上げたような効果があればそれがディフューザーとなるからです。ただし、光の色に変化を加えてしまうものは不向きです。
なので、白の薄布やパラフィン紙、製図などでも使うトレーシングペーパー、乳白色のガラスやプラ板、擦りガラスやビニール素材など色々代用できますよね。要は露光量の低下が少なく、色に影響がないものならOKなのです。
さてと、実践してみましょう。
上の写真は「ディフューザー」を使用しないで、でもストロボは部屋で撮影しているので、白い天井に反射させています。
でも、被写体上部のテカリが気になりませんか?
さて、そこで「ディフューザー」を被写体の上に設置してみます。
光が落ち着いて綺麗に回るようになりましたね。
ギラギラしていない大人な感じ?
あれ?
あっ!
ホワイトバランスを「5250K」に設定していたままだった。。。
調整しなければって、調整の仕方はこちらで紹介していますよ。
下の写真からホワイトバランスをプリセット機能を使っています。
背景のグレーが正しくなったので背景紙の色が上と下の写真では違うでしょ。
え~と、今回「ディフューザー」として使用したのは上の「トレーシングペーパー」です。
お気に入りは「アートレW」なのですが、手元にないのでしかたがない。。。
色々試して楽しんでくださいね。