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ライティング光源、アクセサリー別の配光特性まとめ

ライティングのヒント・アクセサリー別の光源・スピードライトストロボ(斜め45度)

もともとモノブロック中心だった撮影から、クリップオンスピードライトを活用できないかなと思ったところから、これまでのテストがはじまりました。

実際に最近の撮影では、クリップオンストロボが中心です。

 

ストロボ機材を使った比較テストは大切ですね。

暗いからただストロボを焚けばいいわけでないですからね。

撮影のイメージがあって、それに合わせたライティングが必要となります。

 

ストロボの光源やリフレクター、アンブレラ、反射板などのアクセサリーなどを、どのように組み合わせると、どのような配光特性になるかを覚えておくとは大切ですね。

あたらめて調べてみると、配光とは、光源から出ている光が、どの方向(角度)に、どれぐらいの強さで、出ているかを示すものが配光だそうです。

なるほど。

 

感覚ではわかっていても言葉にすると、さらにわかりやすい。

ライティングをする目的は、撮影のイメージに合わせて光源を調整することですから。

・晴れた日のような点光源の光、指向性の強い光を得たい場合には、どのように組み合わせるか。

・曇り空のような面光源の光、拡散した光を用いたい場合はどのように組み合わせるか。

 

日本工業規格(JIS)の定義では、配光とは「一次光源、二次光源(光学材料などの光の透過、反射を含む)及び照明器具の光度の角度に対する変化又は分布」ということになっているようです。

 

さて、ちょっと脱線しましたね。

下記は左(V850:クリップオンストロボ)、右(COMET(コメット)シンクロンSYNCHRON04:モノブロックストロボ)です。

あと、注目したのは色温度の差です。

モノブロックストロボのシンクロンは、カメラのホワイトバランスをどちらも太陽光にして撮影をしていますが、赤みが強いです。

これは、このモノブロックが若干経年していることも関係していると思いますが、やはりスピードライトの方が色温度が高いので、太陽光の設定で撮影してもモノブロックのように転ばないで撮影が出来ているのだと思います。

スピードライトも経年すると変わってくるかもしれませんが、、、

お互いに一台での使用であれば光量の差は歴然です。

でもですね。

「V850×1台+自作トレペドーム」で、V850の出力最大で2mの距離での測定では、「F8」でした。

ISO感度は100での測定です。

デジタル一眼レフカメラであれば私は十分の光量だと判断しています。

 

 

ちなみに、トレペグローブは、光を拡散させるために自作したアイテムです。

トレーシングペーパーを、スピードライトマウントアダプターに装着できるように、ドーム型に加工したものです。

 

スピードライトマウントアダプターに付けない場合は、この様に直接装着しています。

トレペよりもさらにソフトな光源(拡散した光)にしたい時は、アートレを付けています。

アートレは下の画像内の厚手のやつです。

 

 

 

上のモノブロックとクリップオンストロボの比較では、モノブロックは直ストロボなのに、クリップオンストロボは自作のトレペドームを付けいているので、正確な比較ではないと思いましたので、下記に「V850」と「SB-800」を直ストロボで比較した時の画像を載せておきますね。

左:V850
右:SB-800

その時のテストでは、SB-800は丸型で、V850は横長の発光であることがわかりました。

それで、V850は本当に強い光源が必要でない限り、自作のトレペドームを使うことにしました。

ですので、過去の比較テストでは、ほとんどトレペドームが装着されています。

 

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さて、ここからはザッザーと比較画像を並べていきますね。

赤みがかっているのが、モノブロック。

適正な色温度が、スピードライトです。

 

しかし、モノブロックはグローブを付けいていないのにたして、クリップオンストロボは自作のトレペグローブを付けいていますので、若干加味してみて下さいね。

 

■18cmリフレクター

 

 

■40cmオパライト

 

■アンブレラディフェーサー40インチ(102cm)

 

■アンブレラ40インチ(102cm)

 

最後に「F値」をフラッシュメーターで測定した結果も載せておきますね。

ISO:100 1m 1m 2m 2m
モノブロックストロボ400ws(シンクロン):設定出力 最大 最小 最大 最小
直射 29 3.6 16 2
18cmリフレクター 51 6.3 25 3.2
18cmリフレクター+グリッド 40 5 20 2.5
40cmオパライト(反射板:前) 29 3.6 16 2
40cmオパライト(反射板:後) 25 3.2 16 2
40cmオパライト(反射板:前)+ディフューザー 29 3.6 14 1.8
40cmオパライト(反射板:後)+ディフューザー 25 3.2 14 1.8
40cmオパライト(反射板:後)+グリッド 22 2.5 13 1.6

 

ISO:100 zoom:24mm 自作トレペクロ―グ 1m 1m 2m 2m
クリップオンストロボ(V850×1台):設定出力 最大 最小 最大 最小
直射 14 1.1 8 0.63
18cmリフレクター 20 1.8 11 0.8
18cmリフレクター+グリッド 18 1.4 9 0.7
40cmオパライト(反射板:前) 13 1.1 8 0.56
40cmオパライト(反射板:後) 13 1.1 8 0.56
40cmオパライト(反射板:前)+ディフューザー 13 1 7.1 0.5
40cmオパライト(反射板:後)+ディフューザー 13 1 6.3 0.5
40cmオパライト(反射板:後)+グリッド 11 0.8 6.3

 

さて、次は何を記事にしようかなと。。。

 

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