フラッシュメーターにある「EV値（exposure value）」ってなに？「撮影時のシャッタースピードと絞りの関係」

デジタルカメラからはじめたので、良くあるんですよね、基本的なことなのに知らないことが（笑）

今回は「EV値（exposure value）」って何？をまとめてみました。

きっかけは「フラッシュメーター」を触っている時に、普段は自分の行う操作は決まっているので、それ以外の項目は気にしたことがなかったのですが、改めてフラッシュメーターを見ていた時に「EV」の計測が出来るのですが、何のことやらチンプンカンプンだったのです。

フィルムからカメラを触っている人は当然、デジタルカメラのように露出計が付いていなので、カメラに入れているフィルムの「ISO」によって、その状況下でシャッタースピードと絞りを判断することになるんですよね。

デジタルカメラから入った私には、フィルム時代からカメラマンをしている方に、そのデジタルカメラを見せてなんて言われて、渡した時に、室内にも関わらず、ちょっと撮ってみていいと尋ねられたので、良いですよと言うと、これ「ISO」幾つと尋ねられただけで、絞りとシャッタースピードをセットして、パシャリ！

その方は、デジタルカメラ触ったの初めてですよ。

まさかちゃんと撮れているとは思いませんでした。

えっ？なんで、シャッタースピードと絞りがわかるのと聞いたところ、感覚だよの一言でした。

へ～なんて思いながら、それから数年がたったのですが、今回その謎も明らかになりました。

フィルムでは、「ISO100」+「晴れ」＝「1/250」+「f8.0」が基本となるようです。

この「晴れ」＝「EV14」なのです。

フラッシュメーターにある「EV値（exposure value）」ってなに？「撮影時のシャッタースピードと絞りの関係」

フジフィルムの箱の表示では、「EV12」＝曇り日陰、「EV13」＝明るい曇り、「EV14」＝晴れ、「EV15」＝快晴、「EV16」＝快晴時の海・山・雪景色、となります。

「ISO400」のフィルムでは、「EV14」＝「晴れ」＝「1/1000」+「f8.0」となるようです。

フラッシュメーターにある「EV値（exposure value）」ってなに？「撮影時のシャッタースピードと絞りの関係」

「EV値（exposure value）」＝「露出を示す数値」、「1」+「f1.0」=「EV0」となり、「シャッタースピード」と「絞り」が一段ずつ上がるごとに、「EV値」も一段上がります。

※「TV＝シャッタースピード」「AV＝絞り」