レンズの美味しいところとは「MTF性能曲線」の前に、カメラに触れたの「D70」の発売で一気に一眼デジタルカメラが身近なになったころのことです。
それまでにも色々とカメラに触れることはありましたが、興味を持つまでには至らず、あと、現像って写真を遠ざける一因でしたよね。
ニコンD70、、、
あっ!
その前にパソコンにハマりだしたころに名前は正確に思い出せないけれ「CASIO」の20万画素ぐらいのレンズ部分が動くやつがありましたよね。
それがはじめてのデジカメだ。
なんて、とめどない話は置いておいて。
レンズの美味しいところ
レンズの美味しい所ってなに?
確かにメーカーのホームページなどには「MTF曲線」などがありますが、よくわかりません。
改めてニコンの説明を読んでみると。
MTF(Modulation Transfer Function)は、レンズ性能を評価する指標のひとつで、レンズの結像性能を知るために、被写体の持つコントラストをどの程度忠実に再現できるかを空間周波数特性として表現したものです。
オーディオの分野では、原音の情報を機器が如何に忠実に再生するかを周波数特性を用いて判断しますが、光学の世界では空間周波数(Spatial frequency)を用います。空間周波数(本/mm)は1mmあたり何本のパターンがあるかを示します。
ここに掲載のMTF曲線は、空間周波数を特定の値(10本/mmと30本/mm)に固定した状態で、横軸に像高(画面中心からの距離mm)をとり、縦軸にコントラストの値(最大値1)を示したものです。各レンズに対応するMTF曲線は、絞り開放の場合に対応し、空間周波数10本/mmに対応する曲線を赤線で、空間周波数30本/mmに対応する曲線を青線で示しています。
軸外像高では非点収差の影響でS方向(サジタル方向:放射方向)とM方向(メリジオナル方向:同心円方向)で、コントラストの変化が異なってきます。一般に、10本/mm の曲線が1に近いほどコントラストがよくヌケの良いレンズになり、30本/mmの数値が高いほど高解像なレンズといえます。
なお、レンズ性能につきましては、ボケの評価や、色にじみ等 、MTFでは判断できない評価項目もあります。従いまして、MTFは性能を評価する尺度のひとつとしてご利用下さい。
レンズ性能の曲線なんですね。
その曲線を見ることでどこが「コントラストを忠実に再現できるか」と読み解けばいいのかな?
よくわからない。。。
待てよ、「ボケ」や「色にじみ」はMTFでは判断できないとのことか。
まとめると、「赤い曲線」が「1に近い」とコントラストがよくヌケが良い、「青い曲線」が「数値が高いほど」高解像度だそうです。
え~と。
グラフの上の方の「赤い曲線」が「コントラスト」で1に使い方が良い グラフの下の方の「青い曲線」が「解像度」で数値が高い方が良い
あれ、勝手にグラフの横軸の数値をこれまで「f値」と勘違いしていたけど、これは「画面中心からの距離」って何に対しての距離だかわからん。
レンズなのか?CMOSセンサーなのか?
D800だとCMOSセンサーは(35.9×24.0mm)だから、、、わからん。
わかることは曲線の右は側が落ち込んでいないほど画像の隅のボケと解像度が高いってことわかったけど、絞りとは関係するのかな?
絞りによって歪などが変わるわけでしょ。
最初はレンズの美味しいところ=f値の美味しい範囲を知ろうと思ったのに確実に迷走しだしてる脱線してる。
導き出したかった答えは出せないことに気が付きましたが、表の見方は少しわかったような気がします。
「MTF」とは、使用用途によって求めるレンズ性能を知る一つの指標で、例えば野鳥などを撮影する方は画像の中心に被写体を持ってくるので、MTFグラフの右側の落ち込みは画像の外側なのであまり気にすることはなく、重要なのは「30本/mm」の「青い曲線」がレンズ中央部分要するに左側で高い解像度があるかが大事になります。ですから「青い曲線」が右側に大きく落ち込んでいても左側の数値が高い方が画像中心部での解像度が高いわけですから、求められる性能だということなりますね。
え~と。
「赤」ボケ、「青」解像度。
写真(画像)全体でどのような作品を表現するかで「MTF」を見ればよいと。ただ、曲線が大きく右側で落ち込んでいるから悪いレンズではなく、大事なのは画像中心と外が側で、「ボケ」と「解像度」がどのようになるレンズなのかを頭の片隅に置いて撮影をする。これがイメージを作品するポイントとなるのでしょう。
「ボケ」赤と「解像度」青、中心と外側か、なるほどね。
レンズの美味しいところは違う視点で考えることにします。