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「マルチパワーバッテリーパック MB-D12」を「D800」に装着

「Nikon(ニコン)マルチパワーバッテリーパック MB-D12」装着

実は、悩みました。

「D800」に「マルチパワーバッテリーパック MB-D12」が必要かどうかを。

「D700」の時はメリットが見出しやすかったので、迷うことはなかったのですが、、、

そうなんです、「D700」だと「マルチパワーバッテリーパック MB-D10」を装着するメリットは、これは「D800」も共通なのですが、ポートレート撮影時などで、縦位置にカメラを構えるときに、シャッターボタンやダイヤルが操作しやすい。

「連続撮影速度」が上が飛躍的に上がるし、シャッター音も変わるので気持ちいい。

一方、「マルチパワーバッテリーパック」を装着すると、ゴテゴテしすぎるし、重い。

 

「Nikon(ニコン)マルチパワーバッテリーパック MB-D12」装着

「Nikon(ニコン)マルチパワーバッテリーパック MB-D12」装着

 

 

「Nikon(ニコン)マルチパワーバッテリーパック MB-D12」重量

MB-D12の重量
MS-D12EN単体 280g
MS-D12単体 270g
EP-5B 310g
EN-EL 15 365g
BL-5 EN-EL 18 425g
市販の単3型 460g
eneloop(HR-3UTGB)単3型 429g

 

これが、「NIKON(ニコン)マルチパワーバッテリーパック MB-D12」に「eneloop(HR-3UTGB)単3型」を8本入れた重量で「429g」なりますので、「BL-5」+「EN-EL 18」の「425g」とほとんど変わらず、「4g」の増加で、「撮影コマ数」も「700コマ」ほど増えている予定です。

 

「Nikon(ニコン)マルチパワーバッテリーパック MB-D12」装着

「Nikon(ニコン)マルチパワーバッテリーパック MB-D12」装着

 

でも、何も「マルチパワーバッテリーパック MB-D12」を空で使えば「270g」で済むので、バッテリーが必要ない場合は、空使用でもいいかも、その状態だと「D700」は「995g」だったので、この「MB-D12(270g)」を「D800(900g)」に付けても、「175g」の増加で済みますもんね。

 

 

「D800」+「EN-EL15」のバッテリー消耗

今回の「D800」に「マルチパワーバッテリーパック MB-D12」が必要だと判断した経緯は、大きく二点でした。

「D700」で慣れてしまっていたせいか、「D800」の標準のバッテリー「EN-EL15」は減りが早すぎるので、リモート撮影(テザー撮影)していると、バッテリーが足りなくなることがしばしば。

しかし、ACアダプター「EH-5b/EH-5a/EH-5」を使用することは、これ以上邪魔になるコード類が増えるのも望ましくない。

でもですね、やはり「縦撮りでの撮影」と「バッテリーの持ち」、「撮影可能コマ数」は増えるのは、メリットがあるなと判断しました。

ですが、「EN-EL18バッテリー」は必要性を感じなかったので、eneloop(エネループ)の8本使用にしています。

 

「Nikon(ニコン)マルチパワーバッテリーパック MB-D12」装着

「Nikon(ニコン)マルチパワーバッテリーパック MB-D12」装着

 

※eneloop(エネループ)は、ニッケル水素充電池(Ni-MH:Nickel metal hydride)です。

これでも、「EN-EL15」と「MB-D12+エネループ8本」で、eneloop(エネループ)をアルカリ電池を使用と同じコマ数だと考えると、「EN-EL15」バッテリー単体での使用時「約900コマ」からは、倍以上の「約1900コマ」になるのです。

これで、「リモート撮影(テザー撮影)」でも、これまでよりかは安心です。

 

D800使用バッテリーによる撮影可能コマ数
使用バッテリー 撮影可能コマ数
カメラ本体 MB-D12
EN-EL15 非装着 約900コマ
非使用 EN-EL15 約900コマ
非使用 EN-EL18 約1400コマ
非使用 アルカリ単3 形電池 約1000コマ
EN-EL15 EN-EL15 約1800コマ
EN-EL15 EN-EL18 約2300コマ
EN-EL15 アルカリ単3 形電池 約1900コマ

 

パナソニックのデジタルカメラ撮影枚数テストの結果では、「アルカリ(LR6D)」使用時と、「eneloop(HR-3UTGB)」を使用しての撮影可能枚数は「330%アップ」しているので、単純に計算すると「3000枚」で、さらに「eneloop pro(HR-3UWXB)」だと、「eneloop(HR-3UTGB)」より「21%アップ」するので、なんと「3993枚」になります。

単純にテスト結果から、導いた結果ですので、突っ込まないでくださいね。

 

 

「D800」で「マルチパワーバッテリーパック MB-D12」の「単3型電池使用時」設定

正確な残量表示を行うために、カメラ側の設定が必要となります。

これは、電池の種類によって電圧低下の特性が異なるためだと思われます。

また、使用電池の設定が間違っているとカメラが正常に作動しないことがありますと、ユーザーマニュアルに記載されているので見落としがちですが、設定をした方が良いと思いますよ。

さて、設定ですが、「D800」の電源を入れて「MENU>カスタムメニュー>d撮影・記録・表示>d11:MB-D12電池設定」で選択肢「OK」を押して完了です。

ちなみに、「マルチパワーバッテリーパック MB-D12」で使用できる単3電池の種類は、「アルカリ」「ニッケル水素」「リチウム」となります。

えっ

「eneloop(エネループ)」って種類があったんだ~

なるほどね、三洋電機からパナソニックになったんですね。

「eneloop pro(エネループ・プロ」なら、パナソニックのテストだと。

 

電池容量、繰り返し充電と一年後の残量の目安
eneloop lite Min..950mAh 2,000回 75%
eneloop Min.1900mAh 1,800回 70%
eneloop plus Min.1900mAh 1,800回 70%
eneloop pro Min.2450mAh 500回 75%

 

デジタルカメラ連続撮影枚数比較
アルカリ(LR6D) 117枚
eneloop(HR-3UTGB) 514枚 330%アップ
eneloop pro(HR-3UWXB) 622枚 21%アップ

 

外部フラッシュ発光回数と発光間隔(400回時)比較
アルカリ(LR6D) 400回 76.5秒
eneloop(HR-3UTGB) 600回 3.3秒
eneloop pro(HR-3UWXB) 800回以上 3.3秒

 

単3型1本当たりの重量と充電時間の目安
eneloop lite 19g 210分
eneloop 27g 220分
eneloop plus 27g 420分
eneloop pro 30g 285分

 

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実際に装着をしてみて、感じたことは「D700」に使用していた「MB-D10」よりも、この「MB-D12」は本体との接点用にピンが2本増えたことで、しっかりとぐらつきがなく装着できるようになったことは、素晴らしいことだと感じました。

 

「Nikon(ニコン)マルチパワーバッテリーパック MB-D12」装着

「Nikon(ニコン)マルチパワーバッテリーパック MB-D12」装着

 

これまでの「D700+MB-D10」使用時には、三脚使用をした時に、グラグラ感が気になり、本体との接点に滑り止め加工などをして使用していたのですが、この「D800+MB-D12」では解消されて安心して使用が出来るようになりました。

しかし、シャッターなどのボタン類は相変わらず、タッチがチープなのは悲しいところではありますが。

 

「Nikon(ニコン)マルチパワーバッテリーパック MB-D12」装着

「Nikon(ニコン)マルチパワーバッテリーパック MB-D12」装着

 

 

「D800」と「D700」のマルチパワーバッテリーパック装着時の「連続撮影速度」比較

「D700」では「マルチパワーバッテリーパックMB-D10」を使用すると、「連続撮影速度」が、条件(フォーカスモードC、露出モードSまたはM、1/250秒以上の高速シャッタースピードで、その他が初期設定のとき。)は伴いますが、「5コマ/秒」から「8コマ/秒」になり、シャッター音も早くなるので、軽快に撮影をすることが可能でしたが、「D800+MB-D12」では?

D800 CL CH
EN-EL15使用時
FX、5:4 1~4コマ/秒 4コマ/秒
DX、1.2× 1~5コマ/秒 5コマ/秒
MB-D12(EN-EL15以外の電池使用時)、ACアダプター使用時
FX、5:4 1~4コマ/秒 4コマ/秒
DX 1~5コマ/秒 6コマ/秒
1.2× 1~5コマ/秒 5コマ/秒

 

D700 CL CH
EN-EL3e使用時(1/250秒以上)
FX、DX 1~5コマ/秒 5コマ/秒
MB-D10(EN-EL3e以外の電池使用時)、ACアダプター使用時、1/250秒以上で初期設定
FX、DX 1~7コマ/秒 8コマ/秒

「D800」では、連続撮影をしたければ、「D700」の「FX」モードを使用していると思って、「D800」の「DX」モードで、撮影をすれば「D700」の「1210万画素」より上の「1500万画素」で撮影できますね。

ただし、「D700」の「8コマ/秒」から、「D800」の「6コマ/秒」となるために、「2コマ/秒」は落ちてしまいますが、、、

十分でしょ、通常の撮影であれば。

 

 

「D800」の「撮影範囲モード」詳細

「D700」では、撮影範囲は「FX」と「DX」しかなかったのですが、「D800」では、4種類になりましたね。

でも、どう違うのと思ったのでまとめてみました。

撮像範囲モード 撮像サイズ 画素数
FX 36mm×24mm 7360×4912 約3600万画素
5:4 30mm×24mm 6144×4912 約3000万画素
1.2× 30mm×20mm 6144×4080 約2500万画素
DX 24mm×16mm 4800×3200 約1500万画素

 

 

マルチパワーバッテリーパック MB-D12について

D800 / D800E 用バッテリーパック

Li-ionリチャージャブルバッテリーEN-EL15を1個、またはLi-ionリチャージャブルバッテリーEN-EL18(別売のバッテリー室カバーBL-5を併用)、または単3形電池(アルカリ電池、ニッケル水素充電池、リチウム電池)8本をバッテリーとして使用可能。また、ACアダプターEH-5bとパワーコネクターEP-5Bを使えば、長時間の撮影でも安心して電源を供給できます。縦位置撮影に便利なシャッターボタン、AF作動ボタン、マルチセレクター、メインコマンドダイヤル、サブコマンドダイヤルも装備。D800シリーズ同様のシーリングを施したマグネシウム合金ボディーで、高い防塵・防滴性能を発揮します。

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