ここ最近クランク周りから異音が出るようになってしまいました。
無視して乗っていようと思ったのですが、異音ってやはりすごく気になるし、「FSA K-Force Light BB30」は異音がでやすいとどこかのブログで見たことがあったので、もしかしたらと思い、分解をすることにしてみました。
さてまずはクランクを外しますが、これがなかなか硬くて抜けないのでこんな道具を使います。
これは、「PARK TOOL (パークツール) BB BEARING TOOL SET (BBベアリングツールセット) BBT-30.3」で、「BB30」のベアリング用リムーバーと専用ブッシングのセットになっています。
ベアリングの取り外しはリムーバーをBBシェル内にセットしてハンマーで叩き出して、取り付け時には、「HHP-2」もしくは「HHP-3」のヘッドワン圧入工具に専用ブッシングを取り付けてベアリングを圧入します。
叩き出す時には、ベアリングが飛び出しますので、注意が必要ですよ。
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さて、下のビニールには何が入っているかと言うと、外したクランクを入れています。
これを冷凍庫に入れておくと、後で組立の時にらくなんですよ。
ベアリング周りの清掃!
ってほとんど汚れてもいなかったのですが。
反対側も清掃して、ベアリングの注入位置が悪くて異音がするのかと思い、ベアリング位置の調整もしました。
グリスは「DURA-ACE」を使います。
ベアリング周りにグリグリっと、、、
でも、ここまで分解清掃をしているのですが、原因はここではないような気がしてなりません。
冷凍庫から取り出したクランクを注入します。
クランクがキンキンに冷えてるの画像でわかりますか?
組み立ては「ベアリングの注入」→「シール」→「波状ワッシャー」です。
クランクを注入した状態。
ベアリング内に汚れが入らないようにするための、シールを入れます。
そして、波状のワッシャーですね。
毎回思うのですが、このワッシャーは頼りなく感じるのですが、こんなもので良いのでしょうかね?
そしてこちら側のクランクを付けます。
はい、これで脱着清掃は完了です。
クランク周りや、スピードリングは普段磨きにくいので、ついでに綺麗に出来ました。
さて、実際に乗ってみたのですが、、、
やはり、異音は直っておらず、クランクではないとすると全く思い当たるところがないので、クランク周りのねじの緩みがないかを調べて見ると、、、
なに~
Qリング「Rotor(ローター) Q-Rings(Q-リング) PCD130 53/39T(154g)」のねじが緩んでるではないですか!
これが異音の原因だなと、適正にネジを締め直して終了。
そう、試乗して確認はしていません(笑)
みなさんもたまにはネジに緩みが出ていないかチェックしてみてくださいね。
ふー
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