私も初めは「カラーマネジメントって何？」とチンプンカンプンでした。
ですが、せっかく撮影をした画像を正確な色でプリントをしたいものですよね。
そこで、ここではなるべくシンプルにご説明します。
プリンターで正確な印刷（プリント）が出来るように、今回は「COLORMUNKI PHOTO（カラーモンキーフォト）」を使い「ICCプロファイル」を作成します。
その「ICCプロファイル」は、「COLORMUNKI PHOTO（カラーモンキーフォト）」のアプリケーションソフトによって、パソコンへ自動的に保存されます。
注意することは、印刷（プリント）する時には、プリンターの「色の管理」を使用しない。
その代わりに、「COLORMUNKI PHOTO（カラーモンキーフォト）」で作成した「ICCプロファイル」を選び、印刷を実行することで正確な色で印刷が可能となります。
そこで今回の記事でご説明する、「ICCプロファイル」の作成とは別に、「Adobe Photoshop」や「Adobe Photoshop Lightroom」などの「アプリケーションソフト」にて、作成した「ICCプロファイル」で「色の管理」をすることになります。
「Adobe Photoshop」と「Adobe Photoshop Lightroom」での「ICCプロファイル」の設定は、追って記事として上げますね。
さて、上記のような手順にて、「アプリケーション」の画面と作品の色が正確にプリンターで印刷（プリント）することが出来ます。
また、「ICCプロファイル」は、印刷（プリント）する用紙ごとに作成しておく必要がありますのでお忘れなく。
「X-RITE COLORMUNKI PHOTO（エックスライト・カラーモンキー・フォト」で「ICCプロファイル」を作成
まずは、「COLORMUNKI PHOTO（カラーモンキーフォト）」のアプリケーションソフトを立ち上げます。
赤枠の「プリンタのプロファイル」をクリックします。
プリンターで正確な印刷をするための「ICCプロファイル」を「COLORMUNKI PHOTO」で作成する
初めて作成する時は「新規プロファイルを作成」で、すでに作成済みのプロファイルを更新する場合は「既存プロファイルの最適化」を選択します。
プリンターで正確な印刷をするための「ICCプロファイル」を「COLORMUNKI PHOTO」で作成する
ガイドに従って「第1カラーチャート」を「印刷」するので、「印刷」をクリックします。
プリンターで正確な印刷をするための「ICCプロファイル」を「COLORMUNKI PHOTO」で作成する
下記の表示内容を確認して進んで下さい。
第1テストチャートを印刷する前に
プリンタドライバーのダイアログで正しい用紙タイプと解像度を指定します。
すべての自動、もしくは他の色補正機能が（できる限り）使用されていないことを確認します。
ドライバーのカラー設定に関する詳しい情報はプリンタのマニュアルを参照してください。
次回からの使用のためにプリンタードライバーの設定を保存もしくは記録しておいてください。
新しいプロファイルによる正確なプリントのために、常に同じ保存した設定を使用してください。
プリンターで正確な印刷をするための「ICCプロファイル」を「COLORMUNKI PHOTO」で作成する
ここで重要なのは、プリンター側の「色補正」はすべて停止させる必要があるので、「色補正（J）」は「オフ（色補正なし）」を選択してください。
あとは、必要に応じて設定します。
プリンターで正確な印刷をするための「ICCプロファイル」を「COLORMUNKI PHOTO」で作成する
すると、「第1カラーチャート」が印刷されます。
プリンターで正確な印刷をするための「ICCプロファイル」作成「COLORMUNKI PHOTO」編
この様な画面になりましたら、「COLORMUNKI PHOTO（カラーモンキーフォト）」を、USBでパソコンに接続して、「カラーモンキーのキャリブレーションン」を行ってからガイドに従って進みます。
わからない場合は「ビデオ説明」もありますので、参考にしてみてください。
プリンターで正確な印刷をするための「ICCプロファイル」を「COLORMUNKI PHOTO」で作成する
「COLORMUNKI PHOTO（カラーモンキーフォト）」での測定の準備が整ったら、「測定」をガイド画面の指示に従って、カラーチャートの測定を１行ずつ丁寧に進めます。
終了すると、「第2カラーチャート」の印刷を進めます。
プリンターで正確な印刷をするための「ICCプロファイル」を「COLORMUNKI PHOTO」で作成する
「第2カラーチャート」も同じように測定を行います。
あとは、ガイド画面の指示に従って進むと、今回の測定で作成された「ICCプロファイル」がパソコンに保存されます。
これで、「ICCプロファイル」の作成は完了です。
プリンターで正確な印刷をするための「ICCプロファイル」を「COLORMUNKI PHOTO」で作成する
なんだか、ビックリするぐらい簡単な作業で、使用しているプリンターや用紙に合わせた「ICCプロファイル」が作成できますね。
あとは、これでお終いではなく、使用するアプリケーションの設定が必要となります。
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