私の使っているコンパクトなポケットサイズの軽量露出計「SEKONIC(セコニック)フラッシュメイトL-308S」フラッシュメーターをご紹介しますね。
この「SEKONIC(セコニック)フラッシュメイトL-308S」がないと、撮影が始めりません。
って、カメラの露出計を使えば良いじゃんって話ではありますが、これに慣れてしまうとね。
でも、こんなことが説明されています。
単体露出計の必要性
単体露出計は測定方式の違いにより反射光式と入射光式の2つに分けられます。
反射光式露出計は、被写体から反射した光を測定する方式で、カメラに内蔵されている露出計と同じです。カメラや露出計という器械は被写体が白だとか黒だとか分からないため、測定した部分がグレ-(中庸濃度)になる露出値を示します。
そのため、被写体の反射率(明るさ、色等)によって影響されてしまうのです。その露出値がフィルムやCCD等の有効露光域に入っているかどうか、輝度差を確認できるという便利な面もありますが、カメラマン自身が露出補正を行う必要もあります。入射光式露出計は、被写体に当たる光を測定して露出を決めるので被写体の反射率や背景の明るさに影響されない、標準露出が得られます。ただし、基本的には近づくことのできる被写体にのみ有効です。風景などの場合は反射光式を使う、など被写体や撮影の目的に合わせて測定方式を選ぶ必要があります。
あと、こんなことも説明も。
カメラ内蔵露出計と単体露出計の違い
現在、露出計は大判カメラ以外、殆どのカメラに内蔵されています。
各カメラメ-カ-が工夫を凝らし、様々な測定方式(多分割、評価、マルチパターン、ハニカムパターン等)があり、おおよその被写体に対して標準露出が得られると言われるほど、精度が高くなっています。
しかし、逆光や特殊条件下など、カメラの想定外の場合や、カメラ(メ-カ-毎、機種毎)によって、思い通りの露出になっていない場合がありませんか?
単体露出計は、1台あればそれが基準となり、フィルムでもデジタルでも、35mmでも中判カメラでも、どのカメラにも使うことが出来るのです。
カメラの内蔵露出計の中にも、スポット測光という方式がありますが、単体露出計のように1oなどの狭い範囲を図るには何百mmというレンズをつけなければならない場合があります。そのようなカメラを振り回しながら露出を測るよりも、カメラは三脚に固定して構図を決め、単体露出計で露出を決定すると便利です。
入射光式の露出計は、バックの色(反射率)の影響を受けずに安定した露出値を求められます。露出補正がほとんど必要なく、指示どおりでの撮影が可能となります。
絞りとシャッター速度の組み合わせによって“光”をフィルムまたはセンサーに当てることには、銀塩でもデジタルでも変わりはありません。むしろ、デジタルカメラのラチチュード(再現領域)はよりシビアと言われ、ソフトで修正できるといっても、一度失ったデジタル情報は修正しきれません。
また、ヒストグラムは、画角の中の被写体の輝度差を分布として表現してくれる便利なツールではありますが、ヒストグラムを見ただけでは適正露出として絞りとシャッタースピードが分かるわけではありません。
この「ポケットサイズの軽量露出計「SEKONIC(セコニック)フラッシュメイトL-308S」フラッシュメーター」は使いかもシンプルでい気に入りです。
「ISO」と「シャッタースピード」を設定するだけでOK。
「測定モード」は3種類
1.太陽のマーク:定常光の測定。測定方法は2種類、「絞り値」と「EV値」に切り替えられます。
2.フラッシュマーク:フラッシュ光の測定。測定ボタンを押した後に、発光されたものを測定します。
3.フラッシュ+C:フラッシュ光の測定。シンクロコードで接続されたストロボやフラッシュ光の測定。
3種類の「受光部」
1.光球を使用した入射光式(照度を測る)測定
特徴:18%グレ-の反射率を持つ標準被写体が適正な状態で写るように露出を決定します。
長所:白いものは白く、黒いものは黒く再現するように露出を決めます。反射率18%の人物撮影や商品撮影に適しています。
短所:その都度、被写体位置まで行かなければなりません。透過光や発光体の測定ができません。
2.40度の反射光式(輝度を測る)測定
特徴:受光角に入る光の量の平均を全て18%グレ-とみなして露出値を決定します。そのため白いものも黒いものもグレ-に再現されます。
長所:被写体に近づけない遠景、風景、朝、夕景、透過光ネオンサインのような発光体に最適です。
短所:反射率によって補正が必要となります。
3.平板を使った入射光(照度を測る)測定(アタッチメント使用)
これは平面なものの撮影時の入射光を、光球を使用した場合より、より正確に測定することが可能となります。
「ポケットサイズの軽量露出計「SEKONIC(セコニック)フラッシュメイトL-308S」フラッシュメーター」スペック
おすすめ用途:スタジオ撮影、花撮影、ポートレート撮影
主な特徴
液晶表示部分が充実:ISO感度の常時表示やバッテリー残量表示に加え、絞り値、シャッター速度の1/2または1/3ステップでのダイレクト表示が可能になり液晶表示が見やすくなりました。
1/2または1/3ステップのダイレクト表示:絞り値とシャッター速度の設定が、1・1/2または1/3ステップで設定できますので、
お手持ちのカメラ設定に合わせることができます。
操作ボタンが少なく使いやすいメーター:ボタンの少ないシンプルな操作性ながらフラッシュ光、定常光が測定できるオールラウンドなメーターです。
主な機能:シャッター速度優先、EV値、自動電源OFF機能、電池容量表示、シネ駒数設定
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