「Cannondale(キャノンデール)IRONMAN(アイアンマン)SIX13(シックス・サーティーン)SLICE(スライス) Si 1」の「SIX13」とは、フレームの素材の元素番号が由来しているらしいです。
「炭素:カーボン(carbon)」の原子番号は「6」の元素で、元素記号は「C」です。
「アルミニウム(aluminum)」の原子番号は「13」の元素で、元素記号は「Al」です。
で、「カーボンとアルミ」なので「6と13」、それで「SIX13」になったそうです。
なるほどね~
正直このフレームは手にしてしばらくの間は、マンボウに見えてしまって、「好きになれそうにないな~」と思っていたのが第一印象でした。
でも、時間が経つにつれて、見慣れてきて、その後惚れこまされた。
魅力的だなと感じているところは、フレームの素材をクリアー塗装で際立たせているところです。
最近の自転車では、塗装で隠しすぎているのではとは思えてなりません。
個人的には、この「Cannondale 2007 IRONMAN SIX13 SLICE Si 1」は、各パーツバランスが、このサイズ「58」が美しく整っていると思います。
フレーム自体は古いので、細かい部分を見るとそれなりの劣化がはじまってようにも感じますが、今現在全く問題なく乗れています。
よく、カーボンフレームの寿命は、、、年ですとか、アルミはなどとありますが、それは競技などで使われていて、最大限のその素材のスペックを最大限出すための、理屈ではないかと私は最近感じています。
さて、このフレームのチャームポイントは「細い線」と「曲線」だと思っています。
入手した時は結構、キズなどがありましたが、得意のリストア作業で、大体のキズは除去できました。
ただ、深い傷やチベットなどから出てしまっている、塗装面下の劣化はそうすることも出来ないですが、、、
ラインが細いですよね、何だかナイトっぽくないですか?
アルミ素材と、カーボン素材の融合がみられます。
アルミの溶接技術もさることながら、この細いラインが素敵ですよね。
この「M」って何の意味があるんだろう?
未だにわからないまま。。。
きっとこのアングルからの画像ってなかなかないかな~っと思って撮影してみました。
今の主流ってこの部分が太いんですよね。
BB回りもこの様にスッキリしています。
「SPEED SHADOW」タイヤの部分からのこの流れが素敵。
この、フロントディレイラーはボルトで止められているので、フロントをシングル化することも可能かと企み中です。
実は、このフレームで唯一浮いてるなーと思う部分がココです。
アメリカ人は自国がとことん好きなんでしょうね。
ここまで、目立つ所に入れなくても、日本のメーカーで国旗をここまで目立つ所に入れてるメーカってないですよね。
「SLICE」の腕章が特徴的ですよね。
これはどうも真鍮らしく、定期的に磨かないとドンドン色がくすんでいきます。
「Cannondale 2007 IRONMAN SIX13 SLICE Si 1」とは
完璧なエアロフォームを可能にしたフラッグシップモデルは2005シーズン、ファリス・アルサルタンと共に栄光を手にしたフラッグシップモデルでした。完璧なエアロフォームを可能にした、短めのヘッドチューブとスピードシャドー・シートチューブ。2007モデルからはトップ&ダウンチューブにハイモジュール・カーボンを採用しました。
トライアスロン用も新設計でリリースされた、「Cannondale 2007 IRONMAN SIX13 SLICE Si(アイアンマンシックスサーティーンスライスSi)」は、06アイアンマン・ハワイで優勝したファリス・アルサルタンが使用していたことで、性能の良さを実証しました。このハワイの大会はトライアスリートでの最高峰レースの1つとしてご存知の方も多いでしょう。そこでのバイクパートの速さは圧巻でした。
特長は空気抵抗を最も考えた形状で、一定スピードで走るトライアスロンにはこの形状は最適です。カーボンセクションを2ヶ所とすることで、この形状でも重量は1300gを大幅に切りました。リヤの独特な形状により、振動吸収も効果的にしてくれています。
サイズ:650C-47、700C-51、54、56、58、60
フレーム:Six13 Slice Si
フォーク:Slice Aero Premium
ヘッドセット:FSA Carbon integrated
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